学校一のイケメン達は、お姫様を溺愛中。①不思議な美少女、捕まえました



って事で…ちょっと話はそれたけど、私はあまり両親に会いたくない。



でも、姫はこの国を仕切る、立派な人になるため、って色々修行とか、いろんなしきたりとか、規則などがある。


例えば…『恋愛はしてはいけない』とか。



もちろん、結婚する時は本当に恋した人と結婚しろと、昔から口酸っぱく言われていたので、いつかは恋していいみたいだけど。




でも、修行とか色々やって、一人前の姫になってから、って何回も言われた。



私は、そんなしきたり、とか…本当は嫌なんだけど…。



好きで王家に生まれたわけなんかじゃない。



でも…お母さん達が喜んでくれるから…会いたくない相手だってわかってても、頑張る気持ちが生まれてくる。



お母さん達のためにも…やっぱり、頑張ろう…。



私はこの国の人たちに、悲しい思いとかさせたくない。



だから…私が、やらなきゃ…。



やれるのは、私しか…いないんだから…。



…うん。多分…私、できる。



私なんて、お母さんは美人なのになぜか不細工の、いいところなんて全くない姫。




姫だなんて言葉は似合わない。




『ピロリン』



…っ、また、お父さんからっ…。




【何かあったのか? そっちに行こうか?】



…っ‼︎



お父さんは…きっと、私が別世界に興味を持っていると知ったら、「桃はこの世界で幸せになればいい」とか、「別世界なんて右も左もわからない状況だっ。ここは桃を知っている人がいるし…過ごしやすい」とか言ってくると思う。



もちろん、行きたいけど…。