今俺がいるのは従兄弟のさのんちだ。
家が隣同士だからよく入り浸っている。
ていうのは嘘で、本当はさのが好きなんだけど…
さのと俺の年の差は3歳。
さのは俺のこと、なんとも思ってないんだと思う。
だって、よく簡単に間接キスしてきたり、バグしてきたりするからな。
こっちが心臓の音、やべーのも知らねーで。
そんなとき、さのはいつものように俺に抱きついてきた。
「ときー」
「あ?」
俺がそう言うと母さんが俺の頭をグーで殴ってきた。
「コラッ」
「んだよ!」
母さんにつかみかかる俺を放ってさのが喋り続ける。
「今から友達んとこ行くんだけどさ、ときも来る?」
「はあー?めんどくせーし行かねえよ」
家が隣同士だからよく入り浸っている。
ていうのは嘘で、本当はさのが好きなんだけど…
さのと俺の年の差は3歳。
さのは俺のこと、なんとも思ってないんだと思う。
だって、よく簡単に間接キスしてきたり、バグしてきたりするからな。
こっちが心臓の音、やべーのも知らねーで。
そんなとき、さのはいつものように俺に抱きついてきた。
「ときー」
「あ?」
俺がそう言うと母さんが俺の頭をグーで殴ってきた。
「コラッ」
「んだよ!」
母さんにつかみかかる俺を放ってさのが喋り続ける。
「今から友達んとこ行くんだけどさ、ときも来る?」
「はあー?めんどくせーし行かねえよ」