噛んで、DESIRE



「ずっと思ってたけど、吾妻と四宮さんって仲良いよな!」


目をキラキラさせている三原くんは、探るわけではなく純粋にそう思っているのだろう。

……やっぱりみんな、そう感じてるんだ。


吾妻くんとの距離感もちゃんと考えないとと心に決めつつ、首を横に振って否定する。


「仲良いというか……、隣の席だからよく話すというか……」

「でも、吾妻がこんなに自分から話しかけるの四宮さんくらいじゃん! 俺結構、四宮さん羨ましいんだよな〜」

「羨ましい?」

「吾妻ってぜんぜん愛想ないのに、四宮さんにはよく笑うだろ? いつも良いなーって思って見てんの」


無邪気にそう教えてくれる三原くんは、本当に吾妻くんのことが好きなんだろう。