噛んで、DESIRE



でも確かに、わたしも内心は同じグループの男の子が吾妻くんと三原くんで良かったと思っている。

ほかの男の子だと面識がなさすぎて緊張して、テーマパークで遊ぶのも充分に楽しめそうにないだろう。


そこでちらりと吾妻くんを見上げる。

……彼と同じグループなのも、違う意味ですごく緊張するけれど。


わたしが見ているのを逸らすことなく見つめ返してきて、吾妻くんは目を細めた。


「上目遣い?」


指摘され、慌てて俯く。

わざとしていたわけじゃないけれど、なんだか恥ずかしくなってしまう。


それなのに、吾妻くんはわたしの顎を掴んで、強制的に目を合わさせてくる。

ドクンと心臓が跳ね上がり、それと同時に吾妻くんが妖艶に唇を舐めた。