強引に約束と言って笑った緒臣くんは、すぐに手を離して女の子を避けるように歩いて行ってしまって。
その言葉に驚いて固まった女の子達は、緒臣くんを追いかけることなく呆然としていた。
……っ、な!なに急に……っ!!
自分の状況を理解していくにつれ、どんどん体温が上がっていく。
「ちょ…っ、紫夕何今の……!」
「こっちまで心臓持ってかれたんだけど…!!」
「ちょ、ちょちょちょ…っ、とりあえず行こう!!」
すると三人がワッと盛り上がり始めて。
さすがに女の子達もいるこの場ではしゃぐのはまずい、と思って三人を連れて教室まで早歩きをした。
教室に入ってすぐ。
「天沢くん沼すぎないか……っ!?」
「はいもちろんです♡って言うでしょ普通!!!」
「おめでとう私は嬉しいよ……」
「っ、私はまだこの状況飲み込めてないんだけど……っ!?」

