驚いたように目を見開いて私に注目する女の子達に、身体が強ばってしまう。
……やっばくない?
と、とりあえず笑っとく……?
「あ、あはは………?」
シーンとした気まずい状況に、ダラダラと冷や汗が止まらなくなる。
顔をひきつらせながらも誤魔化すように笑ってみると。
「…誰あの子」
「知らない。なんで緒臣くんに呼び止められてんの?」
「さあ……」
冷たい目線を私に向けながら周りの子と話し始める女の子達を見て、人生終了のチャイムが私の中で響き渡った。
あー……どうしてくれるの緒臣くん……!!
チラッと緒臣くんを見ると、緒臣くんは女の子達の輪から抜けてこっちに歩いてきていて。
「え、緒臣くん……?」
「ちょっと……」
女の子達の困惑したような声を無視して私の元まで近づいてきた。
な、なんで私のところに……っ!
「帰るの?紫夕」
「へ?あ…うん……」
「俺職員室にプリント出しに行かなきゃいけないから、途中まで一緒に行こう」
「え…!?」

