私の分も袋から取り出して一口食べた。
「ん…美味しい……!」
「ほんとだ、美味しい」
口に入れて思わず緒臣くんの方を勢いよく見ると、緒臣くんは口でモグモグしながら笑った。
モグモグ可愛い……なんて思いながら私も笑い返す。
「意外と甘いんだね」
口の中の物を飲み込んで緒臣くんにそう言うと、緒臣くんは一瞬固まって……そしてすぐ、悪戯っ子の笑みを見せた。
ま、まって……っ、嫌な予感が……っ!
「…っん」
「ほんとだ、甘いね」
〜〜……っ!!!
私が阻止する暇もなく緒臣くんは私に軽くキスをして、甘い笑顔で楽しそうにそう言った。

