緒臣くんのキケンな誘惑。





うわー……今なら公園であったいろんなこと思い出せそう……!

周りを見ながら立ち尽くす私に追いついた緒臣くんは、私の顔を覗き込んできて。


「ねえ紫夕」

「…っ、近いよ緒臣くん……!」


びっくりして顔がすぐに熱くなるのを感じる。
思ってた以上に至近距離……!!


「みーちゃんって、あだ名だよね」

「え?うーん、そうだと思うよ!」

「なんて名前の子だったの?」

「えっと…ちょっとまって!名前思い出すから!」

「…ふっ、うん。思い出して」


そうだよね……あだ名で言ったってわかんないよね……!!

みいって名前の可能性もあるけど……みーちゃんはあだ名だったような気もする。

うう〜と頭をフル回転させる。

名前なんて言うんだっけ……今なら思い出せそう……。


そういえば、朝夢で見たよね…?名前聞くところ……!!
その場面思い出せば、もしかしたらわかるかも……!!