そう言って威嚇すると、男の子数人は驚いたように一歩下がって。
「せんせーにいっちゃうよ!!退散しろー!!!」
「な、なんだよ!!にげろー!!」
私が怒ったように一歩前に進むと、男の子たちはワーワー言いながら走ってその場を去っていった。
ふん……!と鼻を鳴らし、くるっと後ろを向く。
そこで初めて見た泣いている子の顔に、思わず固まってしまった。
目に涙をいっぱい溜めながら、子犬のようなきゅるきゅるした目で私を見つめてくる女の子。
「うわぁ…きれい!ねぇあなたすごくきれいだね!おともだちになろ!!」
「え…?」
とっても綺麗……!!とっても可愛い……!!
なんて思って思わずグイッと距離を縮めると、驚いたように首をコテっと横に傾げて。
あの男の子達、この子のことが好きなのね……!だからあんなに意地悪してたのかな……!!それにしたってひどいけど!!

