緒臣くんのキケンな誘惑。





────────────────
────────



「待ちに待った放課後だね!」

「私より張り切ってない……?」

「そんなことあるよ!」

「認めてるじゃん……」


何事もなくいつも通りの月曜日を過ごして、もう放課後。

SHRが終わって荷物の整理をしていると、真っ先に芹奈と音寧が私と愛海の所に飛んできて目をキラキラさせている。

三人に今日は緒臣くんと公園に行くって話したから……。


「雰囲気良かったら告っちゃえ!」

「え、えぇ……っ!?」

「うわー見たい!着いてってもいい?」

「だめだよ……!!」

「ちぇー」


何言ってるの……!!
と私が焦って首をぶんぶんと横に振ると、わざと口を尖らせる芹奈。

変なこと言われると緊張するからやめて……!!


「まあまあ、私達は明日の報告を待つとしよう」

「なんなら今日連絡くれてもいいよ!」

「し、しないから……!!」