「…紫夕」
「なに?」
「月曜日、放課後公園寄らない?」
「……え」
緒臣くんからの思わぬ提案に思わず足を止めてしまう。
「行きたい……!!」
「…ふっ、じゃあ決まりだね」
え、何年ぶりだろう……!!思い出の詰まった場所だから、すっごく楽しみ……!!
止めてた足を進めながら私が一人で舞い上がっていると、そんな私を見て緒臣くんはどこか感情の籠った笑みを浮かべていた。
緒臣くんの優しい笑みに思わず見惚れて、顔をまじまじと見てしまう。
「緒臣くんって、やっぱりすっごい綺麗だよね」
「……」
「…?緒臣くん?」
突然の私の発言に驚いたのか、目を見開いて黙ってしまって。
あ、あれ……私変なこと言った?
初対面の時から緒臣くんに綺麗って言ってるから、別に今更気にしなくていっかって思って言ったんだけど……。

