緒臣くんのキケンな誘惑。




緒臣くんの言葉に思わず笑顔になってしまう。

やっぱり私の行ってた小学校と近いところだ!!


「あ…!じゃあさ、私の小学校と緒臣くんの小学校の丁度真ん中ぐらいの距離にあった公園わかる?」

「……!うん、わかるよ」

「わかる!?私よく行ってたよ!」


パッと浮かんだ公園のことを聞いてみると、緒臣くんはピタッと一瞬目を見開いて固まって頷いた。
それに分かりやすく興奮してしまう。


「…俺も行ってたよ」

「え?そうなの……!?」

「工事になってから行ってないけど」

「え、そうなんだよね…あれから私も行ってない」


小学校中学年が高学年の時、公園の工事が入ってからはしばらく封鎖されていたから行くのやめちゃったんだよね。

緒臣くんも行ってたなら、もしかしたら私達会ってたかもしれないよね……?
その時から仲良くなりたかったな、なんて。

そう思いながら思い浮かんだのは、みーちゃんのことだった。