緒臣くんのキケンな誘惑。




そんな深くまで考えたことないけど……!?
音寧のキラキラした表情に、思わず声を張ってしまう。

変なこと言わないでよ……!!

ぶわっと全身が熱くなったように思えて、一人で焦ってワタワタしていると。


「本当にその通りよ」

「え…っ!?…って、千夏ちゃん……!?」


少しだけ開いた廊下の窓の方から、そんな声が聞こえてパッと横を向くと。
窓越しで私を見てる千夏ちゃんの姿があった。


「通りかかったら会話が聞こえたのよ」


そ、そっか…千夏ちゃんは一組だよね……ここ通るのか。
戸惑いながらも納得していると、芹奈が口を開いて。


「おはよう千夏」

「おはよう」

「…え、え……?い、いつの間に仲良くなってるの……!?」


三人は普通に千夏ちゃんに話しかけてて、驚いてしまう。
話してるとこ初めて見たんだけど…!?