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『しゆちゃん』
『どうかしたの?みーちゃん』
『しゆちゃんは……ヒーローみたいだよ』
『ヒーロー?』
『うん!いつもまもってくれるから』
『そうかな…?うれしい……!!』
『しゆちゃんのヒーローになれるようにがんばる』
『え、みーちゃんがしゆのヒーローに?』
『うん!だから、まっててね』
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次の日の朝。
私は三回目のみーちゃんの夢を見た。
……なんでこんなに昔を思い出すの?
なんて、不思議に思いながら朝の支度を終わらせて家を出た。
学校に着いて玄関まで歩いていると、周りからの視線をいつも以上に感じて。
でも、いつものように嫉妬からの視線ではない気がする。
なんだろう……?と思いながら玄関について、下駄箱で靴を履き替えると。
「ねえ」
「え?」

