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「寝坊してよかったじゃん!寝坊しなかったら天沢くんと来れなかっただろうし」
「ま、まあ……うん?」
その日の昼休み、四人でご飯を食べながら話している。
芹奈の言葉に、良かったのかな……?と思いながら頷く。
楽しかったし……正直、緒臣くんと学校来れるの嬉しかったから……良かったのかも。
「紫夕と天沢くんが話してるとこ間近で見たいよね」
「わかる〜!紫夕詳しく話してくれないんだもん」
「ちょ、話す側は恥ずかしいんだよ……っ!」
「照れすぎ」
かああっと顔が熱くなりながらお弁当に入っている卵焼きを口に入れる。
ほんとに恥ずかしいのに……!
「でも最近天沢くんに付きまとってたファン達やばくなってるよね」
「それ思った。さすがに近すぎるなって」
「え……?なにそれ?」

