と、後ろから心の中で語りかけた。
────────────────
────────
それから数日経った日の朝。
……少しだけ寝坊しちゃったな。
軽く欠伸をしながら学校まで向かう。
いつもより遅く起きたせいか、少し家を出る時間が遅くなってしまって。
間に合うけど、スマホの時間見る度になんかソワソワしてしまう。
そんな時。
「…あ、」
私より前に歩いている人が信号待ちで止まっていて。
歩いて段々近づくその後ろ姿に見覚えがありすぎる。
あれ絶対緒臣くんだ……!
そう思って、赤信号で止まる緒臣くんに後ろから話しかけると。
「おはよう!」
「…っ!」
一瞬身体を強ばらせた緒臣くんは、私の声だと気づいたのかパッと後ろを向いてきて。
…お、驚かせちゃったかな?
いつもは緒臣くんが先に挨拶してくるからこの立ち位置は新鮮でちょっと大きな声出しちゃったのかも。

