緒臣くんのキケンな誘惑。





なんて思って、しばらくその場で放心状態だった。



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そしてすぐに放課後。
私は職員室に行く前に四組の方に行って。


「本当にごめんね!!帰り何時になるか分からないし帰ってて大丈夫だから!」

「…そっか、ならしょうがないね」

「う…っ、本当にごめん……!ドタキャンみたいになっちゃって嫌だよね……!!」

「いいよ、紫夕悪くないし。その代わりこれから毎日帰ろうね」

「え!?」


緒臣くんに事情を説明すると、少し寂しそうにしていて罪悪感が増してしまう。

なんて思うと、どこか読めない表情でニコッと笑って毎日帰ろうなんて言ってきて。

元々感じていた罪悪感のせいで、断ることも出来ずに驚く。
すると、私の表情を見て満足そうに笑ってどこかへ行ってしまった。


なんだか今の……緒臣くんの都合のいいように事が進んでる気がするのは、気のせいなのだろうか……?


なんて思いながらも、今は職員室行かなきゃ!と思い職員室に向かった。