緒臣くんのキケンな誘惑。




いつの間にか足を閉じて軽く伸ばしていた緒臣くんの膝の上に、向かい合う形で乗っかってしまった。

私の髪をサラッと触りながら悪戯っ子のように笑う緒臣くんに、心臓がバクバクとうるさくなる。

あまりにも色っぽい瞳に見つめられて、逸らせなくなってしまった。


ち、近い……っ、緒臣くんの顔が良すぎる……っ!


「お、緒臣く……っ」

「髪の毛、ほんとに可愛いね。いつも可愛いけど、いつにも増して可愛い」


っ、だぁぁぁぁあ!!やめて、私の心臓が持たない……!!

私のハーフアップの髪を見ながら微笑む緒臣くんにときめかずにはいられない。


この体勢恥ずかしいし、顔が近いし、緒臣くんいつもより距離近いし……っ。

もう、わたしどうすればいいの……っ。
慣れてなさすぎて軽くパニックになり、なぜかじわっと目が潤んだ。