緒臣くんの言葉に納得して頷くと。
緒臣くんは腰を下ろして、足を広げて体育座りをして。
足の間を手でポンポンと叩く動作をした。
「はい、紫夕」
「え……?あの……」
「おいで?」
「……どこに?」
「ここ」
「……っ!?」
ここ、と言いながらニコニコして手招きする緒臣くんに全てを察してかああっと赤くなってしまう。
そこ……!?いやいや、だってそこに座ったら緒臣くんに包み込まれてるようなもんでしょ……!!
狼狽える私に、意地悪そうな顔をする緒臣くん。
あ、あの、さすがに無理です……!!
そう思って、緒臣くんの足の間には座らずに緒臣くんの横にちょこんと座ると。
「だーめ。あーあ、そんなことするんだ?」
「わぁ……っ!」
「悪い子だね紫夕は」
「……っ」
私の腕を掴んだ緒臣くんはグイッと私を引き寄せてきて。

