まずは笠原医院に行ってお礼を言うと、先生の話を聞く。
「血液検査の結果を見ないと分からないけど、恐らく手術や入院で身体が弱っていたところに、一気に更年期障害が来たんじゃないかと思う。急に動悸が激しくなったのもそのせい」
「更年期障害、ですか?」
「ああ。年齢的にも恐らくね。ここ最近、思うように身体が動かなくて寝込んでたって言うし、急に不安に襲われたり夜も眠れなかったらしい。しばらくはホルモンバランスを整える薬を飲んで様子を見てみて。とにかくストレスを抱えずにゆっくり休ませてあげてね」
「はい、ありがとうございました」
凛は丁寧にお辞儀をしてから、再び航の運転で買い出しに行く。
「凛ちゃん!帰ってきとったと?」
「お久しぶりです。ええ、さっき帰って来たところなの」
最初に八百屋へ行くと、他の店からも懐かしい顔ぶれが次々と集まって来た。
「凛ちゃん、これ持ってけ」
「わー、立派なマグロ!いいの?」
「よかよー」
「凛ちゃん、野菜と果物、袋ごと持ってって」
「ええー、こんなにたくさん?ありがとう!」
抱え切れない程の袋を航が横からスッと受け取ると、皆は一斉に航を見上げて固まった。
「…は?誰?人間?」
思わず苦笑いする凛の横で、航が頭を下げて挨拶する。
「初めまして、河合と申します」
皆はポカンとした後、一気に騒ぎ出した。
「ひゃー!しゃべった!」
「テレビん中ん人かと思うたじょん本物?」
「現実?え、実物大?」
ペタペタと触られて、航はされるがままになる。
「えーっと、はい。本物の実物大です」
「うわー、生きとるうちにこがんかっこよか芸能人に会えるとは」
「おっとろし。うったまげたばよなー」
は?あの…と固まっている航に、凛は思わずクスッと笑った。
「血液検査の結果を見ないと分からないけど、恐らく手術や入院で身体が弱っていたところに、一気に更年期障害が来たんじゃないかと思う。急に動悸が激しくなったのもそのせい」
「更年期障害、ですか?」
「ああ。年齢的にも恐らくね。ここ最近、思うように身体が動かなくて寝込んでたって言うし、急に不安に襲われたり夜も眠れなかったらしい。しばらくはホルモンバランスを整える薬を飲んで様子を見てみて。とにかくストレスを抱えずにゆっくり休ませてあげてね」
「はい、ありがとうございました」
凛は丁寧にお辞儀をしてから、再び航の運転で買い出しに行く。
「凛ちゃん!帰ってきとったと?」
「お久しぶりです。ええ、さっき帰って来たところなの」
最初に八百屋へ行くと、他の店からも懐かしい顔ぶれが次々と集まって来た。
「凛ちゃん、これ持ってけ」
「わー、立派なマグロ!いいの?」
「よかよー」
「凛ちゃん、野菜と果物、袋ごと持ってって」
「ええー、こんなにたくさん?ありがとう!」
抱え切れない程の袋を航が横からスッと受け取ると、皆は一斉に航を見上げて固まった。
「…は?誰?人間?」
思わず苦笑いする凛の横で、航が頭を下げて挨拶する。
「初めまして、河合と申します」
皆はポカンとした後、一気に騒ぎ出した。
「ひゃー!しゃべった!」
「テレビん中ん人かと思うたじょん本物?」
「現実?え、実物大?」
ペタペタと触られて、航はされるがままになる。
「えーっと、はい。本物の実物大です」
「うわー、生きとるうちにこがんかっこよか芸能人に会えるとは」
「おっとろし。うったまげたばよなー」
は?あの…と固まっている航に、凛は思わずクスッと笑った。



