君との恋のエトセトラ

「お母さん?具合はどう?」

控えめに声をかけると、ベッドに横になっていた母は凛を見て頬を緩めた。

「凛、ごめんね。大したことないのに、わざわざ来てくれて」
「ううん。息苦しかったんでしょ?辛かったね。今はもう平気?」
「ええ、大丈夫。それにしてもいきなりでびっくりしてね。水でも飲もうと思ってベッドから降りたら、急に胸がドキッとしたの。何だろう?って思ってるうちにどんどん動悸が激しくなってね。息も吸えなくて冷や汗かいてるうちに杏が帰って来てくれたの。凛が笠原先生呼んでくれたんですってね。先生に、大丈夫だから深呼吸してって声かけられて、お薬もらったらすっかり落ち着いたの」
「そうなんだ、良かった。とにかく今はしっかり休んでね。あとでおかゆ作って持ってくるから」
「ありがとね、凛。久しぶりに会えて嬉しい。凛は元気にしてたの?」
「うん!毎日とっても楽しくて元気にやってるよ」

凛が笑顔でそう言うと、母も嬉しそうに笑って頷いた。