ぼくが原作を提供してドラマ化してもらうという想定で考えてみた。
 原作者→出版社 編集部→テレビ局 プロデューサー→ドラマ制作チーム→脚本家、、、。
こういう流れになるのかな?
 見て見ると関わっている人が多過ぎる。
出版社とプロデューサーはあくまでもサポートに徹するべきだし、原作者と脚本家が直接に繋がる体制を作る必要が有る。
 つまりはね、原作者と脚本家がタックを組む必要が有るんだ。
 ここでストーリーを練り上げていく。
そしてそれを製作チームに投げてみる。
 その時には脚本家が原作を十分に知っておく必要が有る。
原作を知らないままで脚本を作ると、それは脚本家のイメージに沿った物になってしまう。
それが製作チームに渡れば「これが正規品だ。」という認識になって原作者は邪魔になる。
 ここが大きな問題なんだよね。
 原作者に大きな力を持たせようとする動きも有るけれど、それは危険だと思う。
だって、原作者の一言でドラマ化が全て止まってしまうことになる。
 ここはまず著作権をしっかりと固定させること。
 無断改変は著作権侵害にも当たるんだから。
そのうえで原作者と脚本家が1対1で組めるようにする。
 出版社とプロデューサーは意思疎通がうまくいくようにサポートするだけ。
 もちろん、その中で視聴者の傾向性とか読者の反響とか持ち合わせている情報を全て提供する必要が有るだろう。
 それを考慮したうえで変更止む無しとなれば、それは原作者と脚本家が話し合って決めればいい。
 テレビ局サイドがあまりにも強引に知ったかぶりをして口を出すから事件が起きる。
 そりゃね、視聴率を稼ぎたいのは分かるよ。
でもその前にやることが有るだろう?
 今、テレビ局は国民の信頼を失いかけているんだ。
なぜか分かる?
一般常識があまりにも無いからさ。
 だからね、テレビ局とは切り離して制作会社を入れてもいいんだよ。
 この先、テレビ局を通さずにYouTube配信されるドラマだって増えてくるかもしれない。
 セクシー田中さん騒動はドラマ化の新たな展開を見せてくれるかもしれないね。
 さらに言えば未完結作品は使わないこと。
ドラマ化 映画化の話は完結してからでいい。
この原則を守らせる必要が有る。