その後も、大学の学内を見せてもらって。
その都度俺は感心して、ルレイアが酷評して、ルアリスが落ち込む、という悲しい三拍子が続いた。
しかし、それでもルアリスは、帰り際。
「今日はありがとうございました。参考になる意見をたくさんいただいて…。為になりました」
生真面目に、そして律儀にそう言ってみせるのだから。
ルアリスは良い奴である。
「ふっ、そうでしょう?何でも分からないことがあったら、俺に聞くと良いですよ」
図に乗るな、ルレイア。
お前って奴は…ルアリス相手だと、すーぐ先輩風を吹かせて。
「ルティス帝国の皆さんの協力あって、取り戻したこの国…。いつか皆さんに誇れるように、一歩一歩頑張っていきます」
「…あぁ。お前ならきっと出来るよ」
いつか国籍を問わず、箱庭帝国で学びたいという学生がたくさんやって来るように。
箱庭帝国の開国に、ほんの少し手を貸した俺達も願うばかりである。
その都度俺は感心して、ルレイアが酷評して、ルアリスが落ち込む、という悲しい三拍子が続いた。
しかし、それでもルアリスは、帰り際。
「今日はありがとうございました。参考になる意見をたくさんいただいて…。為になりました」
生真面目に、そして律儀にそう言ってみせるのだから。
ルアリスは良い奴である。
「ふっ、そうでしょう?何でも分からないことがあったら、俺に聞くと良いですよ」
図に乗るな、ルレイア。
お前って奴は…ルアリス相手だと、すーぐ先輩風を吹かせて。
「ルティス帝国の皆さんの協力あって、取り戻したこの国…。いつか皆さんに誇れるように、一歩一歩頑張っていきます」
「…あぁ。お前ならきっと出来るよ」
いつか国籍を問わず、箱庭帝国で学びたいという学生がたくさんやって来るように。
箱庭帝国の開国に、ほんの少し手を貸した俺達も願うばかりである。


