「……………。」


「……………。」




何か喋ってよ、緊張しちゃうじゃん。

私も何か喋らなきゃ。何この雰囲気。




ベッドから離れる?

まーちゃんの方を向く?

それとも一緒に寝る!?


いや、後者の選択肢はあり得ない。いくら処女じゃない私でも、一回しかエッチをしたことが無い私がそんな勇気あるわけない。



でも何これ、何この緊張感。

彼氏の時にだってこんなドキドキしたことなかったよ。

どうしたら良いの?













ドキドキしながら未だに顔を見れないながらも何故か不思議とベッドから離れるという選択肢が消えていて、


ゆっくりと後ろを見ると、


暗闇で右腕を伸ばしながら、私の顔を優しそうな顔で見つめるまーちゃんがいた。