「そんなにたくさんしたら、千石くんが倒れちゃうよ」
「…うん。そーかも」
「ダメだよ、そんなの」
「仕方ないだろ。じゃなかったら俺も餓死して本末転倒。余計いまは0と関わってないから、ろくな金が稼げないし」
この姿を私に見せたくはなかったから、あんなメッセージを送ってきたんだ彼は。
でも、今の姿はすごく格好いいよ千石くん。
0にいた頃とは比べ物にならないくらい。
「ご飯は…?ちゃんといつも食べてるの…?」
「……………」
「しっかり寝てる…?そういうときに周りにいる女の子たちを頼るべきだよ」
「…いつもは関わるなって言うくせに、ワケわかんないね」
「そう…だけど」
カウンターを食らって、なにも言い返せなくなる。
だって千石くんが自分の身体を酷使するくらいなら、今まで仲良くしていた女の子たちに少しくらい甘えるのだってひとつの手だとも思うから。
そこは徹底してる千石くんこそ、よく分からないよ。



