30歳まで✕✕だった私はどうやら魔法使いになったようです

「確かに」
「ってことはよ? 必ず給湯室に来るってこと」

人差し指を上げて言う麻子に美加は関心したように頷いた。
ということは、今日のラブハプニングは給湯室でなにかが起こる。

ということらしい。
給湯室ではすでに間接キス事件が起こっていたりするので、それだけでドキドキしてくる。

「例えばそこで蛇口の水がでなくなるとか、コーヒーメーカーが動かなくなるとか、ふたりで巻き込まれる系のハプニングを起こすのよ」

なんだかいい感じかもしれない。
麻子の話を聞きながら、大翔とふたりで問題解決する姿を想像する。

もしかしたら至近距離でなにか会話したりとかできるかもしれない。
「二人で困難を乗り越えたとき、互いのことを意識するってわけ!」