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麻子が買ってきてくれたビールはあっという間になくなってしまったのでふたりで近くのコンビニまででかけて新しく買い足したりしているうちに、すっかり真夜中になってしまった。
アルコールも回って眠くなってきたのは明け方近くになってからで、さすがに次んも日の出勤はふたりして遅刻だ。
それでもまぁいいかと思えるくらい泣いてスッキリした美加は、麻子のためにフレンチトーストを作り、ふたりでゆったり食べてから午後出勤した。
「君たち一体どうしたんだ」
ふたりして午前中休んだことでさすがに上司に咎められたけれど、責任はすべて美加にあると自分で言い切った。
昨日は無断欠勤もしているし、お咎めだけで終わるかどうかわからない。
そう覚悟していたけれど、意外にも上司は「まぁ、君たちにも色々と事情はあるか」と、ものわかりのいい態度を見せた。



