男の子に免疫のなかった私。


あれが遊びだなんて、思えなかったんだ。仕方ないよね。


でも、3度目はないよ。


学校に着き、靴を履き変えようとした時、


「河合さん、ちょっといい?」


昨日、悠里と一緒に帰っていた、


「姫野さん……」


「うん、だから、ちょっといい?って聞いてるんだけど」


「うん、……」