無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない

授業終わった後…、最悪なことはそのあとに起こった。

「おい、柊木美鈴はいるか?」

え、嘘。

そこにはいるはずのない星夜様、伊織様がいた。

もうばれないように東郷様の横に同じ体勢になって

顔を隠す。早く帰ってほしい。

「あ、翼。柊木美鈴知っているか?」

「…、横のやつですね」

「横のやつ。」

こっち見ないでっ

ツンツンしてきたかと思うと

椎菜ちゃんがこっち見て目をきらきらさせる。

「やばい、星夜さまがこっち来てるーーー」

「美鈴ちゃん、目の保養だよっ」

椎菜ちゃん空気読んでっ、今生徒会室に連行されたら…。

耳元でのしのし気配が近づいてきたのを感じると

鋭い視線が突き刺さる。

「校長が呼んでいる…、来い」

「…は、い」