無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない

とりあえず分からないまま手を出してみることにした。

すっと手をだすと麗央さんはその手を受け取りそのまま流れ作業のように


手にキスをした…。


「ひゃあっ…えっ」


あまりの衝撃に茫然…。

自分いま女子に人気の生徒会の…いやいや生徒会長にキス…された?

何がどうなってるかわからずあたふたあたふたっ


「ほら傷が治った」

「っえ」


言われた通り見てみると…た、確かに治ってる。

それも綺麗さっぱりに


「どうゆうこと、ですか?」

「…秘密」


人差し指を口の前に立てて微笑む彼は絶対にきゃーきゃー言っている女子が見たら卒倒すると思う。