無自覚な彼女はヴァンパイア様の溺愛に気づかない

「美鈴怪我大丈夫か?」

「普通その前に俺のことじゃない?」

お前は自業自得だろという麗央様。
確かに…本は片付けておかなきゃだめだよね!

しかももう一回積んでるし…。


麗央様は近づいてくると私の手を引いて立たせた。


「あ、ありがとうございます」

「保健室行こ」

「っはい」


何故か私のことを心配してくれる麗央様。
…優しい人なんだな。


「でも、麗央様は生徒会の決算が忙しいんじゃないんですか?」

「麗央。」

「え…ぇ」

「麗央って呼ぶんだろ?」