【短】当方人気アイドルですが、最凶ヤクザなお兄さんにこっそりボディーガード、されてました。



「あ、ごめん、こういうの未成年にはよくないよね。気をつけるよ」


「~~っ…ナイルさんがこういうひとだとは思いませんでした…っ」


「そう?…まぁ、好きな子の家に来てテンション上がってるから、紳士的にはできてないかも。ごめんね?」




 小首を(かし)げて、もうしわけなさそうに笑う顔が直視できない。

 やっぱりナイルさんを家に上げないほうがいい気がしてきたけど、いまからどこかに行くのもあれだし…。




「と、とりあえずリビングにどうぞ…っ。お茶くらいは、出しますから…」


「うん。ありがとう」




 すなおに従ってくれたナイルさんにほっとしつつ、サンダルを脱いでリビングに向かった。

 ナイルさんにソファーをすすめたあと、キッチンでお茶を用意してリビングのテーブルに持っていく。




「どうぞ…」


「…ふふっ」


「な、なんですか…っ?」