傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

出ると、すぐに憐夜の声が聞こえた。



《いえーい! 拷問なうでーす!》

「……何言ってんだお前」



なんだコイツ……。てか椿月起きんだろ。



「用はなんだ」

《あんなにキレてたのにそれ言う? いやさー、中々コイツ吐いてくんないんだよねー》

「あ゛? 半殺しにしても吐かせろ」



吐かねぇ、だと?

んなもん、殺してでも吐かせる。

椿月を傷つけたのかは知らねぇ。

傷つけた俺が言える事じゃねぇ。

でも、椿月と同じ中学と聞いた瞬間、手に力が入った。



《士綺クーン? どーすんのコイツー。僕もう飽きたよー》

「……うるせぇ。もう切るぞ」

《えぇ!? せっかくこんな夜遅くまで拷問してたのにー。てかマジ口割らないの。何隠してんのー? ねぇー》

《グァッ……!》



男の唸り声が聞こえる。

どうせ踏み潰されでもされたんだろ。