傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

「誰だと思う?」

「……俺に以外にやる気か?」



案の定効いて、ムスッとした顔になった。



「え〜!? 士綺クンが流行りというかムード的なのしてる〜!! 嘘〜!? あの『周りの目は関係ねぇ』みたいな性格してるのに〜!」

「お前はキャッキャッキャッキャッうるせぇんだよ」



憐夜くんを小突いたあと、私を見てきた。



「俺以外に渡すなら……この場で口塞ぐけど」

「へっ、ご、ごめっ……!」



壁に手をついて、いわゆる壁ドンの状態で迫られて、立場が逆に……。



「じゃ、リボン貰ってくわ」

「へっ……きゃっ!」



首筋に手を置かれて、そのまま下に滑ってきて……。

スルリとリボンを解かれた。



「ひゃぁぁあ〜!! 士綺くんのえっち〜!」

「士綺クンが男らしいことしてる……ブフッ」

「憐夜てめぇ殺すぞ」



士綺くんは外したリボンをクルクル回して遊んでいる。

私は、はだけた胸元を押さえて結蘭ちゃんにしがみついた。