傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

「ちょっと士綺クン!! 男だけのパーティーなんて何が楽しいんだよ! 女の子がいるから華があるんじゃん!」

「うちかて女の子やで!! なに椿月だけが女子やと思ってんねん!」



憐夜くんは結蘭ちゃんで遊んでいる。

玲音くんも嫌そうな顔をしていて……。



「ちょっと士綺さん。それは百瀬先輩可哀想じゃないですか? もともと強引な男たちが悪いんじゃないですか」

「涼くん……!」



涼くんが救世主に見える……!



「……分かった」



士綺くんは目を瞑って葛藤したあと、なんとか許してくれた。



「やったー! 今日楽しみだねっ!」

「椿月、これ」

「え?」



士綺くんが渡してきたのは……ボタン。



「え、え!? 第二ボタン……ってこと!?」



士綺くんは照れくさいのか、目を逸らした。



「あー……そ。……椿月、リボンは誰に渡さんだよ」

「え? ふふふ……」



士綺くんの照れた顔と、ドキドキしてる顔が可愛くて、つい意地悪をしたくなった。