こんなに甘々な士綺くんに対して、最近悩みがある。

それは……ちゃんとプロポーズされるか。

一応女子だし、プロポーズは夢見るものだから。

それに、本当に結婚できるか分からないし。

もちろん、私は結婚したいと思っている。

でも……やっぱり不安。



「ほらつーちゃん、早く〜!」

「あ、うん!」



憐夜くんの言葉に、顔を上げた。