傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

「士綺クン、どうなってんの? 普通刺されたら痛いでしょ。これだからオバケは。てかつーちゃん腕も刺されてんじゃん。士綺クン、後始末はこっちでやるから、早く───」



───ドンッ!!


……え?

急に響いた轟音。

な、に……?

士綺くんたちは顔をしかめて、シャッターの方を見た。



「……まだいたか」



士綺くんがそう呟いたと同時に、人がぞろぞろと入ってきた。

私は恐怖で震えが止まらなくなった。



「椿月、大丈夫だ」

「士綺、くん……っ」



士綺くんが優しく抱きしめてくれた。

少し安心する中、100人は入ってきていた。



「おい! 総長はどこだ!!」



ま、さか……白龍の人、たち?

もう、終わったんじゃ、ないの……?