傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

恥ずかしさで目を瞑っていると、息を呑む音が聞こえた。

恐る恐る目を開けると、痛々しい色のお腹があった。



「うげぇ……。何これ、めっちゃ青……」

「なんですかこれ……。絶対折れてますよ」

「……酷いな」



憐夜くんたちが顔をしかめてる中、士綺くんの様子が違った。



「……天鬼連れてこい」

「は?」



な、何するつもり……?

それに、天鬼岳たちは憐夜くんたちにコテンパンにされて倒れてるけど……。



「ちょっと士綺クン、あれ見てよ〜。もう死んでるよ?」

「えっ!?」

「嘘〜。さすがに殺すまではできないよ〜」



嘘だ。絶対。

だって、天鬼岳たちはなんとも悲惨に倒れている。



「ほら、早く病院行って〜。よく骨折れてんのに大声出せたね。悪化するかもだから声出すの禁止ね〜」

「えぇ……」