傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

「ん? 憐夜がどうにかする」

「憐夜くん、いいの?」



そんな、丸投げしてしまって……。

何もできない私が恨めしい……。



「いいよいいよ〜。今回は僕らのせいだもん。でもなんで副総長の僕なのかな〜? 士綺クーン」

「あ? 俺は椿月といるのに忙しい。適当にしとけ」

「はい!? 総長が怠惰でどーする! これから抗争が起きる可能性もあるのに!」

「憐夜!」

「抗争……?」



言い争ってる2人。でも、気になったことがあった。

憐夜くんはヤバいと言うように口を抑えて。

士綺くんはしまったと言うような顔で。

……抗争って、まさか……。



「士綺、くん……」



喧嘩って、こと……?



「大丈夫だ、椿月。ヤクを使うような奴ら、どうせ弱い」

「そ、そういう問題じゃないでしょ!? 怪我したら私……」



今度こそ……死にたいよ……。