傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

……え?

憐夜くんたちに言った士綺くん。

出て行けって……どういうこと?



「椿月と話してぇ。出てけ」



すると、涼くんと玲音くんが2人を引きずって出て行った。



「士綺さん、さすがに外に出てるだけなんで襲ったらダメですよ」

「襲う?」



涼くんはそんな言葉を残して。

みんなが出て行って、シン……と静かになる。



「椿月、先に言わせてくれ」

「な、何を……」



士綺くんはいつもより真剣な目で。

なんでも、言われる覚悟はできてる。

たとえ“嫌い”と言われても……もう、離れたくない。

あんな離れ方はしたくないっ……!



「───椿月、好きだ」

「っ、え……?」



綺麗な形をした口から紡がれた言葉は───私が一番望んでいた言葉だった。

士綺、くん……。

それは、本当ですか?

信じても、いいですか?