傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

何、なに、言って……。



「全部抑えてたんだ」



───私が見ている士綺くんは、本当に士綺くんなの……?


神様、今起きていることは、夢ですか?

今起きていることは、信じていいですか?



「んな目ぇしやがって。全部喰っちまいてぇ」

「はっ、や……」



士綺、くん……?



「ストープッぅぅぅぅぅ!!!」

「っ、ぁ……」



目の前にいる士綺くんがポーンっと憐夜くんによって吹っ飛ばされた。



「士綺クン大丈夫? キャラ崩壊してるけど」

「うるせぇな。……椿月」

「っ、な、何……!?」



枕の方に逃げて、口元を押さえる。

やっと我に返った私。

き、キス、され、た……!?

何が、起きて……!



「憐夜」

「てかつーちゃん大丈夫? 顔真っ赤だけど〜」

「ま、まっ……!」

「憐夜、出てけ」

「……は?」

「え?」