傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

「じゃあつーちゃんレッツゴー!」

「うんっ」



憐夜くんとベンチから立ち上がって、屋台に行く。

すると、結構な人混みだった。



「おー。けっこー混んでるね〜」

「うん。綿あめはあっちみたい。私、飲み物買ってるから綿あめ買ってきてくれる?」

「オッケ〜! じゃあお金渡しとく〜」



少し人混みを抜けたところ、木の下でどこに行くか決める。



「お金!? いいよ。さすがに奢ってもらったしさ。じゃ、行ってくるね!」

「分かった〜。じゃあ僕は綿あめ買ってくる」



そうして憐夜くんとは離れて、私は飲み物売り場に向かった。



「ふうっ……。結構な人混みだったな〜」



なんとか飲み物2つは買えて、木の下に向かうところだった。



「りんご飴!」



私のお祭りでの大好物、りんご飴が売っていた。

しかもちょうど人がいなくなった。

これは買うしかない!

そう思い、屋台に入った。