傷だらけの少女は、初恋相手の幼馴染にドロ甘に溺愛される。

恥ずかしさのあまり士綺くんに当たってしまった。

すると、士綺くんは苦笑いをした。



「なんで俺に飛び火するんだよ。おい憐夜、お前のせいだぞ」

「え〜? 2人ともイチャコラチュッチュしてたじゃん〜」

「し、してない! 憐夜くん怒るよ!」



イチャコラチュッチュ!? してない!



「ごめーんねっ?」



怒った私に謝る憐夜くん可愛……じゃないくて。



「てかつーちゃん、まだ誰も来てないよ〜? てか明日は学校行くね〜」

「うん」



憐夜くんたちは毎日学校に来ない。

でも牽制してくれたおかげか、女子は誰も寄って来ない……どころか、『総長の女』と噂が広まってるらしい。



「士綺くん、士綺くんも明日は学校来る?」



せっかくまた同じ学校にいれるんだし、一緒にいたい……なんて、自分勝手か。

士綺くん、なんか忙しそうだし。