『お前、何したんだ』
士綺クンたちについて行ったら、早速涼クンが問い詰められていた。
何なに、つーちゃん関連のこと〜?
『い、や……』
口篭る涼クン。
それを見て、痺れを切らした士綺クン。
『早く答えろ』
『いや……。実は、少し、暴言を言ってしまって……』
涼クンは士綺クンのファンと言っても過言では無い。
それほど士綺クンのことが大好きだから。
『……何言ったのか聞いてんだ』
『っ……───』
士綺クンの冷たい声。
涼クンが不憫だなぁ。こんな威圧されちゃって。
そして、自白会が始まる。
つーちゃんを“普通の女”として扱ったこと。
暴言を吐いてつーちゃんをいじめたこと。
聞いた瞬間ただ思った。
涼クン終わったな〜、って。
───ドンッ!!