危うく私の責任になるところ、憐夜くんの言葉で防がれた。
関西弁? 結蘭ちゃんが使ってる?
「玲音クンはね、元々関西出身なんだよ〜」
「えっ? でも養子だって……」
そこまで言って、名字が違うことに気づいた。
あれ? 今の名字は『如月』だよね? でも、養子の名字は『朱雀院』?
「俺は士綺に助けられたんだ」
「助け、られた?」
玲音くんの言葉で士綺くんを見ると、士綺くんは視線を逸らした。
「士綺が自由にしてくれた。具体的には士綺に聞け」
「え? 士綺くん、何したの?」
即士綺くんに聞いた私を見て、憐夜くんが笑った。
「あははっ。つーちゃんって素直で可愛い〜」
「か、可愛い……? いやっ、ふざけてるんじゃなくて」
「玲音クン、つーちゃんが来てから全然関西弁喋んないじゃん」
憐夜くんが私の言葉を遮って、そう玲音くんに尋ねた。
関西弁? 結蘭ちゃんが使ってる?
「玲音クンはね、元々関西出身なんだよ〜」
「えっ? でも養子だって……」
そこまで言って、名字が違うことに気づいた。
あれ? 今の名字は『如月』だよね? でも、養子の名字は『朱雀院』?
「俺は士綺に助けられたんだ」
「助け、られた?」
玲音くんの言葉で士綺くんを見ると、士綺くんは視線を逸らした。
「士綺が自由にしてくれた。具体的には士綺に聞け」
「え? 士綺くん、何したの?」
即士綺くんに聞いた私を見て、憐夜くんが笑った。
「あははっ。つーちゃんって素直で可愛い〜」
「か、可愛い……? いやっ、ふざけてるんじゃなくて」
「玲音クン、つーちゃんが来てから全然関西弁喋んないじゃん」
憐夜くんが私の言葉を遮って、そう玲音くんに尋ねた。



