次の日の10時。


ピンポーン

『……はーい、今開けるわ。』

インターホンを押すと、凛の可愛い声が聞こえた。

うん、俺の彼女は朝から声も可愛いな。


ガチャっという音と共にドアから顔を出した凛。

なんか、いつもより化粧バッチリだな。気のせいか?


そのままリビングに通された。凛らしい、整理整頓された綺麗な部屋だ。

ここに来るのもまだ数回目だな……。

まあ、将来は一緒の家だし!家に上がる回数なんて関係ねーな!!