「佐藤とはもう話さなくていい」
「……はい?そんなの無理だってば」
リハビリの先生なんだよ?
話さないとリハビリできないじゃん。
ほんっとなに考えてるか分からないこいつは、言うことも分からないときがある。
これは病気どうこうじゃなくって、佐藤先生もたまに言っていた。
「…好きに…なるなよ」
「えー?…っ、……、!」
「…なゆ?───っ!おいっ、しっかり……」
「あ……、あ、」
たすけてせんせい、からだが、うごかない……。
とつぜん硬直した私の身体。
そのままバタリと床に倒れてから、すぐにガクガクと全身に痙攣が走る。
「斑鳩です!渡会先生、渡会先生、至急409号室へお願いします…!佐野さんにてんかん発作、意識あり、脈は少し速く、全身が動かせない状態。繰り返します、佐野さんに強直発作症状と見られる───」



