自分の家では考えられなかったほど熟睡して、これまで眠れなかった分を満喫した。



そのせいか、夜は熟睡せずに目を開ければ外は暗く、音もない物置にいる感覚になった。



でも周りを見れば、暖炉があってキッチンがあって。





暗闇の中、時計を探せば短い針が五、長い針が零にある。





「確かおじさんが教えてくれたのだと…五時だね。暗いし朝かな」