優しい犯罪





俺にもお姫様抱っこをする日がやってくるとはな…。



リビングのソファまで運ぶと、相方が目を丸くして俺を見ている。




「…え?何が起こってんの?どういう状況?」


「後で説明する。冷蔵庫に冷えピタあるから、持ってきて」


「おぉん…」





受け取った冷えピタで赤みが消えるのを願いながら、しばらく隣に寄り添う。


お風呂には入ったことはあるみたいだけど、湯船には浸かったことはなかったのだろうか。



浸かれることをすごく喜んでいたし、早くあがれと言ったのにこうなった。