「ああ、いや……八神君……」
次々と襲いかかってくる、体の奥が疼くような感覚に取り込まれないよう必死に抵抗するも、八神君の舌の動きは留まることを知らず。
首筋から鎖骨にかけて沿うように這わせてから、時折キスを落として再び亜陽君の印が沢山刻まれた胸元へと帰着する。
その一連の動作に段々と呼吸が荒くなり、湿った生暖かい舌が私の肌を滑る度に甘い痺れが走り、堪らず抵抗している声にも色味が増してしまう。
亜陽君以外の男性に触られ、頭の中では拒んでいるのに何故か体は素直に反応してしまい、自分でもどうすればいいのか分からず、ただ喘ぎ苦しむ。
そんな私の様子を知ってか知らずか。
八神君は私から唇を離すと、今度はお互いの鼻がくっつく程に綺麗な顔を近付けてきて、妖しい笑みをゆっくり浮かべる。
「そういえば、キス上手くなったのか?大分あいつに調教させられてたよな」
次は一体何をされるのかと思いきや。
先程の行為を指摘された上に、“調教”という言葉に過剰反応してしまった私は、つい顔を逸らしてしまう。
「八神君は何故こんなにも私を虐めるんですか?戯れなら別の方として下さい!」
これは果たして副会長として言っていい台詞なのか。
一瞬そんな考えが頭を過るも、訂正する余裕はなく、私は厳しい口調で怒鳴りちらす。
すると、暫く私達の間に沈黙が流れ、なかなか返答が来ない事に、恐る恐る彼の方へと視線を戻した。
「そうだなー。あんた弄ってると色々と新鮮だし、それに……」
ようやく口を開いた八神君はそこまで話すと、何やら意味深な目でこちらを見据えてくる。
「あんた程の操り人形見た事ねーよ。だから、その糸を滅茶苦茶にしてみたいって思った」
そう続けて話す八神君の目は、まるで新たなおもちゃを見つけた子供のようにキラキラと輝いていて。
言ってる内容は全く可愛くないのに、それに反して清々しい程のあどけない笑顔を見せつけられてしまい、一瞬目を奪われてしまう。
「なあ。手、離して欲しいか?」
そして、固まる私を他所に、再び顔を近付けてきて不敵に笑う八神君。
当然そうしてもらいたいので私は力強く頷くと、意外にも、八神君はあっさりと私の両手首を解放してくれた。
ようやく自由に動かせる手に安堵の息を漏らし、ゆっくりと体を起こしたのも束の間。
突然八神君は私の腰に手回してきてから、勢い良く引き寄せてきて、バランスを崩した私は軽い悲鳴を上げて彼の厚い胸板に飛び込んでしまう。
「八神君、あなたって人は……!」
もはや完全に弄ばれていることに、段々と腹が立ってきた私は、歯を剥き出しにして食ってかかる。
けど、そんな私を相変わらず楽しむように、八神君は口元を緩ませたまま、片手で私の顎を無理矢理引き上げてきた。
次々と襲いかかってくる、体の奥が疼くような感覚に取り込まれないよう必死に抵抗するも、八神君の舌の動きは留まることを知らず。
首筋から鎖骨にかけて沿うように這わせてから、時折キスを落として再び亜陽君の印が沢山刻まれた胸元へと帰着する。
その一連の動作に段々と呼吸が荒くなり、湿った生暖かい舌が私の肌を滑る度に甘い痺れが走り、堪らず抵抗している声にも色味が増してしまう。
亜陽君以外の男性に触られ、頭の中では拒んでいるのに何故か体は素直に反応してしまい、自分でもどうすればいいのか分からず、ただ喘ぎ苦しむ。
そんな私の様子を知ってか知らずか。
八神君は私から唇を離すと、今度はお互いの鼻がくっつく程に綺麗な顔を近付けてきて、妖しい笑みをゆっくり浮かべる。
「そういえば、キス上手くなったのか?大分あいつに調教させられてたよな」
次は一体何をされるのかと思いきや。
先程の行為を指摘された上に、“調教”という言葉に過剰反応してしまった私は、つい顔を逸らしてしまう。
「八神君は何故こんなにも私を虐めるんですか?戯れなら別の方として下さい!」
これは果たして副会長として言っていい台詞なのか。
一瞬そんな考えが頭を過るも、訂正する余裕はなく、私は厳しい口調で怒鳴りちらす。
すると、暫く私達の間に沈黙が流れ、なかなか返答が来ない事に、恐る恐る彼の方へと視線を戻した。
「そうだなー。あんた弄ってると色々と新鮮だし、それに……」
ようやく口を開いた八神君はそこまで話すと、何やら意味深な目でこちらを見据えてくる。
「あんた程の操り人形見た事ねーよ。だから、その糸を滅茶苦茶にしてみたいって思った」
そう続けて話す八神君の目は、まるで新たなおもちゃを見つけた子供のようにキラキラと輝いていて。
言ってる内容は全く可愛くないのに、それに反して清々しい程のあどけない笑顔を見せつけられてしまい、一瞬目を奪われてしまう。
「なあ。手、離して欲しいか?」
そして、固まる私を他所に、再び顔を近付けてきて不敵に笑う八神君。
当然そうしてもらいたいので私は力強く頷くと、意外にも、八神君はあっさりと私の両手首を解放してくれた。
ようやく自由に動かせる手に安堵の息を漏らし、ゆっくりと体を起こしたのも束の間。
突然八神君は私の腰に手回してきてから、勢い良く引き寄せてきて、バランスを崩した私は軽い悲鳴を上げて彼の厚い胸板に飛び込んでしまう。
「八神君、あなたって人は……!」
もはや完全に弄ばれていることに、段々と腹が立ってきた私は、歯を剥き出しにして食ってかかる。
けど、そんな私を相変わらず楽しむように、八神君は口元を緩ませたまま、片手で私の顎を無理矢理引き上げてきた。


